集中力を高めるツボは、内関(ないかん)、外関(がいかん)、天柱(てんちゅう)、腎兪(じんゆ)です。 内関(ないかん)、外関(がいかん) 効果・・・気が散るのを防ぎ、集中するように体を調節します。 リラックス状態から緊張感をもった状態へのスイッチの役割があります。 場所・・・内関は腕の手のひら側で、手首のしわの中心と肘のしわの中心を結んだ線上で、手首から四分の一より少し手首側ににあります。外関は、腕の手の甲側で、内関と同じ高さにあります。 刺激方法・・・親指と人差し指で、挟むような感じで3〜5秒刺激します。 天柱(てんちゅう) 効果・・・仕事や勉強の途中に集中力がなくなってきた時、目の疲れを取り、頭をすっきりさせますし、長時間集中しければいけない時の気分転換になります。 場所・・・首の後ろ側で、頭の骨との境目にあります。首を前に倒すと出る筋の上です。 刺激方法・・・指四本を揃えて、横に滑らせるように刺激します。 腎兪(じんゆ) 効果・・・記憶力を高める効果があります。 場所・・・背骨の両脇、ウエストの高さ(男性なら、ベルトの位置)に有ります。 刺激方法・・・親指を使い、少し強めの力でゆっくりと、3回ほど押します。 (NHK徳島 ほっとイブニング徳島の「健康道場 つぼのツボ」で、平成16年4月2日に放送したものです。) |
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