これから春にかけて、受験、学年末テスト、入社式など、緊張を強いられる場面が多くなります。 適度の緊張はプラスに働きますが、緊張しすぎると普段の実力が発揮できないなどの不都合もあります。 そんな緊張をほぐす”つぼ”は、肩井(けんせい)、壇中(だんちゅう)、気海(きかい)、です。 今回紹介するつぼは、緊張をほぐしますが、気が緩んだりはしませんので、安心して使って下さい。緊張が予想される日の前日でも、緊張してきた時でも効果が有ります。 肩井 効果・・・肩こりの回でも紹介しました。肩の力を抜き、頭に血が昇るのや、血の気が引くのを防ぐ効果もあります。 場所・・・肩にあります。首と肩を結んだ線の中心辺りから、少し首寄りにあります。大体の場所で構いません。 刺激方法・・・手の平を肩に乗せ、少し強めの力で押すように、5〜10秒ほど刺激します。 壇中 効果・・・鼓動が早くなるのを押さえますし、心配事で寝付けない時にも効果もあります。 場所・・・胸の骨の真中辺りにあります。ここも大体の場所で構いません。 刺激方法・・・指先で軽く押さえながら、3回ほど深呼吸します。 気海 効果・・・気を落ち着かせる効果もあります。 場所・・・下腹部にあります。おへその少し下です。「臍下丹田」といわれるのは、この辺りです。 刺激方法・・・両手を重ね、軽い力で10秒ほど気海にあてます。気海を意識しながらの刺激が、より効果的です。 (カフェあわまる「つぼde元気!」で、平成16年2月24日に放送したものです。) |
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