2月に入ると、そろそろ杉花粉が飛散し始めます。花粉症の症状が酷くなる前、早めの対策が大切です。 花粉症の症状には、くしゃみ、鼻水、目の充血、痒みなどがありますが、その中でも目の痒みに効く”つぼ”は攅築(さんちく)、神庭(しんてい)、手三里(てさんり)です。つぼは、一日に何回刺激しても構いません。「花粉症によく効くつぼ」の回で紹介したつぼを一緒に刺激しても良いでしょう。 攅築 効果・・・頭痛、目のかすみにも効果が有ります。 場所・・・顔に有ります。眉毛の内側の端です。 刺激方法・・・小指と親指以外の指三本で、両方の攅築に軽く触れるように5〜10秒、刺激します。目を閉じて行うと、より効果が高まります。 神庭 効果・・・涙が流れて止まらない時や鼻水にも効果が有ります。 場所・・・前髪生え際にあります。顔の中心線上で、前髪の生え際から1センチほど後ろにあります。 刺激方法・・・指先で軽く叩くように、5〜10秒刺激します。 手三里 効果・・・以前、花粉症の回でも紹介しましたが、花粉症に良く効くつぼです。 場所・・・前腕前面です。手の平を上にした状態で、肘のシワの外側の端と手首のシワの外側の先を結んだ線上で、肘側から四分の一の場所より少し肘寄りにあります。 刺激方法・・・指をそろえ、痛くない程度ですが強めに3〜5回程くるくると回すように刺激します。 磁気粒や米粒を張っておくと、つぼを探す手間が省けます。 (カフェあわまる「つぼde元気!」で、平成16年2月10日に放送したものです。) |
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