冬になると、早く寝て遅めに起きる方が快適に過ごせます。 そうは言っても、夜更かしをする習慣がついていたり、手足が冷えていたり、神経が高ぶっていたりすると、寝付けない事があります。 眠れない時は眠らなくても構わない、位の気持ちで居ればそのうちに眠れますが、焦ってしまったり不安になると、なかなか寝付けなくて辛い思いをします。 そんな不眠に効く”つぼ”は、太衝(たいしょう)、安眠(あんみん)、中かん(ちゅうかん)です。 眠る直前、布団の中で行うのが、効果的です。 太衝 効果・・・足が冷たいのにも効果があります。 東洋医学では、肝臓に’血’が戻ると眠れるといわれています。 太衝は肝臓に関係のあるつぼです。 場所・・・足の甲にあります。 足の親指と人差し指の間を足首の方向になぞっていくと引っかかるところです。足の甲の中央より少し内側になります。 刺激方法・・・太衝と指のあいだを摩るように、10回〜20回、軽く刺激します。 安眠 効果・・・名前の通り、不眠に効くつぼです。 気持ちを沈める効果もあります。 場所・・・首の横にあります。 耳たぶの付け根(耳の下)と、耳の後ろの髪の毛の生え際を結んだ線の中央にあります。 刺激方法・・・指4本を使い、前後に動かして刺激をします。 10回〜20回、軽めにして下さい。 中かん 効果・・・気を落ち着かせる効果もあります。 場所・・・腹部にあります。 みず(ぞ)おちと臍を結んだ線上の中央です。 刺激方法・・・仰向けに寝て、両手を中かんの上に乗せましょう。そのまま眠っても良いですし、眠りやすい姿勢が有る方は、1〜2分手を乗せてから眠りやすい姿勢に変えて下さい。 (カフェあわまる「つぼde元気!」で、平成15年12月2日に放送したものです。) |
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