喉の使いすぎや、乾燥で喉が痛いとき、埃っぽくて喉がイガイガする時に効く“つぼ”は、扶突(ふとつ)、孔最(こうさい)、合谷(ごうこく)です。 一日に何回刺激しても構いません。 気になったときに刺激してみてください。 扶突 効果・・・声が出なくなったときにも効果が有ります。 場所・・・首の横にあります。耳の後ろから鎖骨の中央にかけて斜めに走る胸鎖乳突筋の真中です。耳タブの付け根とと首の付け根を結んだ線の真中です。ノドボトケの高さです。 刺激方法・・・気分が悪くなったり、痣になるかもしれませんので、絶対に強く刺激しないで下さい。 指4本を使い、回すように10回から15回程度、弱めに刺激します。 片方だけの刺激でも構いませんが、できれば両方とも刺激した方が、効果が有ります。 孔最 効果・・・このつぼは肺に繋がっていますので、喉を潤す効果が有ります。 また、大腸に関係のあるつぼですので、痔にも効果が有ります。 眠気の時にも紹介したつぼです。 場所・・・前腕に有ります。 手のひらを上に向けた状態で、手首のしわの親指の付け根あたりと、肘のしわの真中から少し外側とを結んだ線の、真中から少し肘よりに有ります。 大体の見当で大丈夫です。 刺激方法・・・手のひらを使い、肘から手首に向かって軽く摩るように、5〜10回刺激します。 両腕の刺激でも、片腕だけを刺激しても効果が有ります。 合谷 効果・・・疲れ目や、頭痛の他、女性の生理通にも効果が有ります。 夏カゼのときにも紹介しました。 場所・・・手の甲がわに有ります。親指の骨と人差し指の骨が当たるところで、少し凹んでいます。 やや人差し指に寄った、押すと痛い場所です。 刺激方法・・・親指と人差し指で挟むようにして、痛くない程度で強めに３回ほど刺激します。 両手を刺激しても、痛いほうの片手だけを刺激しても、効果が有ります。 (カフェあわまる「つぼde元気！」で、平成15年10月21日に放送したものです。)

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