夏を活動的に過ごし、そろそろ疲れが溜まってくる時期です。 体がだるいとか、重いなどの症状があらわれやすくなります。 そんな夏バテの症状の中でも、全身倦怠感に効くつぼが、労宮(ろうきゅう)、脾兪(ひゆ)、中かん(ちゅうかん)です。 労宮 効果・・・疲れを取るのにも効果が有ります。 場所・・・てのひらに有ります。手のひらを軽く握った時、中指の先が当たるところです。 刺激方法・・・反対の手の親指を使って、痛くない程度でゆっくり押すように刺激します。 刺激をし過ぎると、手がだるくなる事がありますので、5回程度にして下さい。 脾兪 効果・・・消化機能を高め、全身に栄養を送る効果もあります。 場所・・・背中で、背骨の両脇にあります。肩甲骨の下と、腰のいちばん引っ込んでいる所を結んだ線の、真中より少し上位の高さです。 刺激方法・・・握り拳で叩くように、10回程刺激します。 中かん 効果・・・秋に強い体に変わりやすくなると共に、気を落ち付け、水分の調節を助ける効果もあります。よく眠れる効果も少しあります。 場所・・・お腹に有ります。鳩尾(みずおち)とおへそを結んだ線の真中です。 刺激方法・・・指四本を使い、背中側に押し込むような感じで、軽く刺激します。 一日に何回刺激してもかまいませんが、朝の起床時と、夜の睡眠前に行うと、より効果が有ります。 (カフェあわまる「つぼde元気!」で、平成15年8月26日に放送したものです。) |
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