夏、暑い日が続くと、冷たいものを食べ過ぎて胃腸の調子をくずしたり、室内外の温度差が大きくて体力を消耗し、全身がだるいとか、また、寝苦しくて睡眠不足になり、疲労が回復しない等、夏バテの症状があらわれます。 夏バテの症状の中でも、特に、食欲不振に効く“つぼ”は、気舎(きしゃ)、中かん（ちゅうかん）、下巨虚（げこきょ）です。 気舎 効果・・・気を整える効果もあります。 場所・・・鎖骨の上、体の中心に近い所にあります。 刺激方法・・・指先で軽く10秒程度押します。（押したまま、2回深呼吸して頂きますと、より効果があります）絶対に、強く押さないで下さい。 中かん 効果・・・胃腸の働きを調整し、強化吸収を良くする働きもあります。 場所・・・お腹に有ります。鳩尾（みずおち）とおへそを結んだ線の真中です。 刺激方法・・・両手のひらをこすり合わせて手のひらを暖めます。暖めた手のひらで中かんを暖めます。 下巨虚 効果・・・栄養の吸収を助ける働きもあります。 場所・・・足に有ります。スネの骨の真中で、少し外側です。 刺激方法・・・指四本で、回すように10回程度、痛くない位ですが、少し強めの力で刺激します。 (カフェあわまる「つぼde元気！」で、平成15年7月29日に放送したものです。)

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