オフィスや家庭でもそろそろ冷房を始めていると思います。 夏は、暑さに負けない身体になっていますので、冷房により、冷えを感じる人もいるでしょう。 そんな、冷房による冷え症によく効く”つぼ”は、太谿(たいけい)、梁丘(りょうきゅう)、腎兪(じんゆ)の3箇所です。 一日に何回刺激してもかまいません。 太谿 効果…膝から下の冷えに効果があります。 場所…うちくるぶしとアキレス腱の間で、引っ込んでいる所に有ります。 刺激方法…親指を使い、痛くないくらいの力で、強めに3回程度押します。 梁丘 効果…熱のもとになる栄養分を足に送りやすくするのと、太腿から腰にかけての冷えに効果があります。 場所…太腿の外側で、膝の近くに有ります。膝のお皿の外端を太腿の方向になぞり、膝のお皿の上端より少し上にあります。 刺激方法指を揃えてクルクルと回すように、10回程度、痛くないくらいの力で、少し強めに刺激します。 腎兪 効果…冷え症で、冷たい感じに効果があります。 場所…腰に有ります。腰椎の2番目と3番目の間の両側にあります。 見た目では、腰椎がカーブしているラインの一番引っ込んでいるところの両側あたりです。 刺激方法…腰に手を当てる姿勢で、親指を使ってグリグリ押します。5回程、少し痛いかなと思うくらいの力で、強めに刺激します。 (カフェあわまる「つぼde元気!」で、平成15年6月3日に放送したものです。) |
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