新しい生活や仕事に慣れ、緊張感もうすらいでくる時期です。 重要な会議や授業中、食事の後など、眠ってはいけないのに眠たくなってしまう事が有ります。 困ってしまう眠気によく効く”つぼ”は、孔最(こうさい)、印堂(いんどう)、懸釐(けんり)の3箇所です。 一日に何回刺激しても大丈夫です。 孔最 効果…脳が酸素不足になると、あくびが出て眠たくなります。孔最は、頭に酸素を送りやすくする効果もあります。 場所…前腕に有ります。まず、手のひらを上にします。 手首のしわの親指の付け根あたりと、肘のしわの真中から少し外側とを結んだ線の、真中から少し肘よりに有ります。 刺激方法…手のひらか、指を揃えて、肘側から手首に向かって、 摩るように軽く、「天使のタッチ」で10回ほど刺激してください。 印堂 効果…眠気と共に、目がショボショボしてきますが、目をスッキリさせる効果もあります。 場所…眉間の真中にあります。 刺激方法…目を閉じて刺激をしましょう。 人差し指の腹で、トントンと叩くような感じで刺激します。しかし、力を入れずに「天使のタッチ」で、5回ほど軽く刺激してください。 懸釐 効果…眠気そのものによく効きますし、頭がスッキリする効果もあります。 場所…頭の横に有ります。 もみあげを上になぞった延長線上、眉の高さあたりで、食べ物を噛むようにあごを動かすと、筋肉の動くところがありますが、そこが懸釐です。 刺激方法・・・目を閉じて刺激したほうが、効果があります。 指3本を使い、円を描くように5〜10秒刺激します。右回でも、左回りでも結構です。 痛くない程度で、少し強めに刺激してもかまいません。 (カフェあわまる「つぼde元気!」で、平成15年5月27日に放送したものです。) |
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