肩こりの原因は様々ですが、特に、デスクワークによる肩こりによく効く”つぼ”は、雲門(うんもん)、肩井(けんせい)、大杼(だいじょ)の3箇所です。 雲門 効果・・・雲門は、腕のだるさや胸がつまる感じにも良く効きます。 場所・・・体の前面で、鎖骨の真下を腕に向かってなぞると、骨にぶつかります。ぶつかった場所辺りが”つぼ”です。 刺激方法・・・手の親指以外の指4本をそろえ、指の腹が”つぼ”に当たるようにし、円を描くように軽く刺激します。 10〜20秒ほど、力を入れ過ぎないように刺激して下さい。 肩井 効果・・・肩井は肩そのもののこりによく効きます。 場所・・・肩の上部、前から見て一番盛り上がっている辺りにあります。 刺激方法・・・手のひらをのせ、その重さで刺激するか、軽く摩るようにします。 肩井は強く刺激をすると気持ちが良いので、つい力を入れたくなりますが、クラクラしたり、余計にこることがありますので、軽く優しく10〜20秒ほど刺激をしましょう。 大杼 効果・・・大杼は首、背中のこりにもよく効きます。 場所・・・体の後面、背中の上の方に有ります。首を前に倒した時、一番出ている骨(第7頚椎棘突起)があります。その骨のもう一つ下の骨(第一胸椎棘突起)の横にあります。 刺激方法・・・指四本を使い、上下に摩るように刺激します。これも力を入れすぎないのがコツです。 (カフェあわまる「つぼde元気!」で、平成15年5月6日に放送したものです。) |
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