仕事や勉強などで目を使い、目の疲れを感じた時、一番にして欲しいのは休憩です。30分〜1時間に一回、5分程度休憩をすると、目の疲れは軽くなります。休憩の時はもちろんですが、休憩が出来ない時でも、”つぼ”を刺激して、目の疲れを取ってしまいましょう。 刺激する”つぼ”は、太陽(たいよう)、清明(せいめい)、合谷(ごうこく)の3箇所です。 あとが付いたり、メイクが取れてしまいますので、「天使のタッチ」で刺激しましょう。一日に、何回刺激してもかまいません。 太陽 効果・・・目のかすみや疲れの他、太陽は、ドライアイにも効きます。 *ドライアイとは、瞬きの減少し、瞳へ供給される涙の量が減る事で起こる、充血や目の痛みの事です。 場所・・・目じりと髪の毛の生え際の中間あたりにあります。一般に言われているコメカミの一番へこんでいる場所です。 刺激方法・・・目を閉じて、人差し指で軽く叩くように、20回くらい刺激します。 清明 効果・・・目の疲れそのものに効果があります。 場所・・・目頭にあります。 刺激方法・・・手が瞳に触れて雑菌が入ると、余計に充血したり、目の病気にかかる可能性もありますので、必ず目を閉じて刺激してください。押すより、触るだけの方が効果があります。 人差し指を使って刺激しますが、爪の長い方やメイクをしている方も居ますので、指の横側を使います。手を合わせて御椀のような形を作り、鼻と口ををふさぐようなつもりで刺激します。 爪が長くない方や、メイクをしていない方は、指先を使っても大丈夫です。 目を閉じ、清明を触ったまま、30秒〜1分ほど刺激してください。 合谷 効果・・・合谷は、目の充血や頭痛にも効きます。 場所・・・手の甲側で、親指と人差し指の骨が交わるところにあります。 刺激方法・・・親指で軽く押すように、5〜10回程度刺激します。 (カフェあわまる「つぼde元気!」で、平成15年4月8日に放送したものです。) |
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