花粉症と言っても、アレルゲンが何であるかによって、また、体質によっても”つぼ”は違います。 花粉症を根治する”つぼ”ではなく、特に辛い症状である「くしゃみ、鼻水」に良く効くつぼが、手三里（てさんり）、迎香（げいこう）、天柱（てんちゅう）の3箇所です。 一日に何回刺激してもかまいませんし、一つのつぼだけを刺激するのでもかまいません。 強く刺激しても、軽く刺激するのと効果は変わりません。強く刺激することで、症状が悪くなる場合があります。触る程度の軽い刺激「天使のタッチ」を心がけてください。 手三里 効果・・・くしゃみ、鼻水を止めるには、手三里が良く効きます。 手三里は、なんにでも効くといわれている、便利な”つぼ”です。 お腹の調子も整えますので、症状が無い時でも時々刺激すると、お肌の調子を整える効果も期待できます。。 場所・・・肘を曲げた時にシワができます。外側に出来たシワの先と、親指と手首の境目を線で結びます。その線上で、肘側から三分の一くらいの場所にあります。 刺激方法・・・人差し指、中指、薬指の三本をそろえ、指の腹で20〜30秒位、ぐるぐると回すように軽く刺激します。 迎香 効果・・・くしゃみ、鼻水の他、鼻詰まりもある時は、迎香が良く効きます。 場所・・・鼻の横で、鼻の幅が一番広くなっているところにあります。 刺激方法・・・人差し指一本で、ゆっくり押しながら刺激します。強く押すと、跡が付きますので、天使のタッチで軽く優しく、5〜10回ほど刺激しましょう。 天柱 効果・・・症状が出ている時は、頭がボ〜ッとしてきます。そんな時にも効くのが天柱です。 場所・・・首の後ろで、首と頭の骨の境目にあります。 刺激方法・・・まず両手を、バレーボールのトスをするような形にします。その形のまま頭の後ろに持って行きますと、親指のあたる所が天柱です。親指で上に突き上げるように押しながら刺激します。天柱を刺激しすぎると、気分が悪くなる事がありますので、3回程度刺激してください。 (カフェあわまる「つぼde元気！」で、平成15年4月1日に放送したものです。)

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